ハリウッド流のトレーニングとは

ハリウッドでは、「エレベーターピッチ」と呼ばれるセールストークがあります。「ピッチ」とは自社(自分)を売り込む説明のこと。分刻みのスケジュールを送る忙しい投資家や権力者から資金を獲得するためには、エレベーターで居合わせた時など15~30秒という短い時間で、自分のビジネスプランやアイディアを的確に伝えないといけないので、こう呼ばれます。また、ハリウッドの映画製作の現場では、映画のコンセプトや概要を25ワードで説明するLog Lineと呼ばれるキャッチフレーズがあり、少ない文字数で相手を引きつけ納得させなければいけません。 これらの発想法は映画製作だけでなく、ビジネスパーソンにとっても、短時間で簡潔に要点を話すトレーニングになります。1分間で話をまとめるのは案外難しいものです。

当校の講師のマイケル・ゴザードは、ハリウッドで20年以上映画製作に携わり、数々のピッチを経験してきたプロデューサーでありプロのライターです。どのようなポイントを押さえれば伝わりやすいか、相手が聞きたくなるような話のまとめ方とは何かなど、忙しい相手に対し分かりやすくシンプルに伝えるコツを伝授します。

声優や俳優の発声トレーニングを応用した発音矯正トレーニング

聞き取りやすい発音で話す声優や俳優は、声の出し方からアクセントのない正しい発音をはっきりクリアに発音する方法まで、専門のトレーニングを受けています。当校の発音矯正レッスンでは、このトレーニングを活用して、英語をクリアに話すトレーニングをしています。

当校代表のマイケル・ゴザードも以前はフィラデルフィアのアクセントとある英語を、モゴモゴ話していました。しかしラジオDJになるために発音矯正のトレーニングを受け、アクセントをなくしています。誰でもトレーニングを繰り返せば、キレイな発音ができるようになるのです。

英語は音の上げ下げが激しい言語で、イントネーションやリズムも大事です。発音やイントネーションが間違っている英語はネイティブにとってはかなり理解しにくく、コミュニケーションの妨げになります。ぶつ切れのカタカナ英語ではなく、分かりやすい発音になるよう指導しています。

ストーリーや演技で学ぶメリットは?

言葉は、まずは「真似」から始まり、次に「自分で答える体験」へと発展していきます。日本語の発達でも同じことが言えますが、言葉はごっこ遊びの中で発展していきます。英語の教科書で学ぶだけではなかなか記憶に残りません。実際の感覚や経験と一緒に言葉が入ってきて、みんなで何度か使っているうちに、自分から言えるようになっていくのです。役になりきってセリフを言ったり、ロールプレイをしたりすることで、英語を勉強しているという意識がなくなり、楽しく学習することができます。ご自宅でもテレビシリーズやアニメ、映画を使って練習してみてください。

レッスンでも実際の状況を想定して、ネイティブ講師を相手にシミュレーションをしていきます。外国語を話すということは、ある種の演技です。日本語の感覚だと恥ずかしく感じることもあるかもしれませんが、英語を話すときは別人格になっているつもりで、思いっきり表現してみてください。

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